子連れで移住する母子家庭について調べてみた。
わたしは離婚するなら「移住」を視野に入れている。
親にはアンタの帰ってくる家なんてない!
と言われているし、住み慣れきったこの地域で生活基準を落とすことの難しさも感じている。
母子家庭になるということは、それなりの覚悟が必要。
それなら家賃が安く、子育て支援の整った田舎に移住するのもいいかもしれない!と思い始めた。
わたしは徒歩圏内にコンビニがないような田舎で育ったので、田舎移住に抵抗はない。
この記事では「母子家庭で移住」についてリアルに密着しています。
子連れ移住するならどこがいい?
「子育てしやすい 移住先」と入力して出てきた検索結果が、島根県でした。
ネットの情報を見る限り、子連れで移住する人のほとんどが母子家庭ということが書かれてあります。
母子家庭が多いなら、わたしも安心かも?
でも、実際は・・・?
子連れで移住することの現実
実際に子連れで移住した人の経験談を見ると、
地元の人にはやさしいけど、移住者にはよそ者扱いする。と書かれてありました。
「子育てしやすい地域」
そう一括りに言っても、それは地元民に向けてなのか、移住者に向けてなのか、グレーな部分。
もちろん両方にやさしい地域もあると思う。
こればかりは実際に住んでみないとわからないし、親子それぞれの相性もある。
子連れで移住することは、決して簡単なことではなかった。
その地域に住んでいる人に実際に聞いてみた
島根の隣の鳥取県に住んでいた友達に「島根県はどんなところなのか」話を聞きいてみた。
以下、いただいたメッセージです。
雪は右に行けば行くほど降るよ。( 島根より鳥取のほうが雪降る)ちなみに結構降るよ。
鳥取の米子市に1年住んでたけど、駐車場に停めてる車が雪で隠れるくらい降ったよ。
あと、雨の量が多いよ。基本天気も悪いよ。
停めてる車が隠れるくらい雪が降る
わたしの住んでいる地域は雪は積もらない。もちろん、雪かきの経験なんて私にはない。
鳥取県や島根県は雪が降る地域。
母子4人で冬を乗り越えれる?そう考えた時に「無理だ」と思った。
田舎で子育てをするということ
子連れ移住について調べれば調べるほど、賛否両論の意見に自分の意思がゆらぐ。
#あさイチ 田舎移住…。私の田舎にも子連れで移住してきた人何人かいたけど、子供が大きくなって小学校に入る歳になったら「児童数の少ない学校に通わせたくない」といって、結局田舎から出て行く人が多かったな…
— ぴだか (@tobi_hi) May 6, 2015
田舎でのびのび子育て!って考えている親って田舎でまともな教育を受けられる環境があると思っているの?子供の将来の選択肢を奪っているとしか思えない。ネットが発達しているって言ってもリアルタイムの情報なんて難しい。正直、田舎の方が保守的出る杭は徹底的に打ってくる、排除する。
— 大人発達障害板の管理人(女) (@otonahattatsu) September 8, 2019
親であるわたしの心が折れたら、子供もおわり。移住は現実的じゃないなと、諦めました。
で、夫婦関係を持ち直す努力をわたしなりにしている、というワケです。
子連れで移住する以外に母子家庭の行き先はある?
今は夫婦関係を持ち直したものの、今後どうなるかはわからない。
子連れで移住すること以外に、何か方法はないのか?
「母子生活支援施設」という施設について知りました。
母子支援施設とは?
- 母子家庭のための施設
- 身一つで来ても衣食住保障で守ってくれる
- 全国に200施設以上(4000世帯)
- 1人1日700円の支給
このような施設が、日本には存在するのです。
金銭面、子育て面でのサポートがあることを知り驚きました。
クソDV男から子ども連れて逃げるのにね、母子生活支援施設というところがあってだね……元職員だから知ってるけど、身一つで来ても衣食住保障で守ってくれるよ。そういう施設の存在をもっと周知して欲しい。役所とかじゃなくスーパーやコンビニにリーフレット置くとか、女子トイレに電話番号貼るとか。
— 雅 翼はファンソロ✎ (@miyatasu_sos) September 4, 2019
実際に母子支援施設に入所しているママのブログ
本当にやばい。もう耐えられない。そう思った時は、逃げる場所があると言うことを知っておくべきですね。
子連れで海外移住という選択肢もある
わたしはSNSを通して「海外移住」や「親子留学」という選択肢もあることを知りました。
子連れで移住することに関して諦めていたわたしは、海外移住もありかもしれないと思い始めた。
実際に海外留学に行かれた方、海外移住移住をした方について調べているうちに出会ったモモシロさん。
子育てで悩んでてしんどい時期があって、たった2週間親子留学したらその後の親子関係が激変した。
子どもが愛しくてたまらなくなった。
子どももイキイキしてた。
英語が大好きになって、帰国後も英語学習の目的ができたし自信にもなってる。
だから私はみんなに薦めたいんだ。#フィリピン親子留学— モモシロ🇵🇭親子で楽しむ英語留学 (@totovito) June 14, 2019
子育てで悩んでてしんどい時期があって、たった2週間親子留学したらその後の親子関係が激変した。
モモシロさんには、長文メッセージのやりとりに付き合ってもらい「親子留学」することに決めました。
英語なんて全くできない親子だけど、行って良かったです。
子供3人と親子留学(フィリピン)へ行く〜悪循環な日常から抜け出したい〜
子連れで移住する?選択肢は絶対に多い方がいい
子連れで移住を考える人は、何かしらの理由があるはずです。
簡単に決められることではないですし、やっぱりやーめた!では、子供が親の都合で振り回されることになる。
移住は真剣に考えないといけない深刻な問題。
子連れで移住は深刻な問題
わたしが子連れで移住することに関して抱えていた不安は3つ。
- 環境の変化に対する子供への負担
- 私自身の人間関係(近所付き合い)
- 1人で3人の子供を守るというプレッシャー
1人で3人の子供を守ることに関しては、ものすごくプレッシャーを感じています。
金銭的にもそうですが、精神的に守ってあげられるのかどうか、というところ。
今のわたしのキャパじゃ、絶対にむり。
今の環境をどうにかしないと。
そうは思っているものの、どうすることもできず日々の子育てに追われて、月日が経っていく。
じゃあどうする?
短期で今の環境を変えることができる「親子留学」
「親子留学」は、わたしの悩みを全て試すことができる。
- 環境の変化に対する子供への負担
- 知らない人との関わり方
- 1人で3人の子供を守るというプレッシャー
これらのことが、わたしたち親子に可能なのか?短期という保険をかけた状態で、知ることができる。
いちど別居を提案したのですが「そんな無意味なことする必要はない。続けるか、別れるか、俺には2択しかない」と言われ、わたしたち夫婦に別居という選択肢はなかった。
短期の親子留学はわたしたち親子にとって、旦那という存在が本当に必要なのか?再確認することもできると確信しました。
本来の親子留学の意図とは違うけど、いい選択肢だと感じた。
夫婦関係や子育て以外にも、選択肢は多い方が絶対にいいと思う。
- 田舎に移住
- 海外に移住
- 別居
- 勢いで離婚せず関係を見直す
夫が家事育児に非協力的で、悪循環な日常から抜け出したい!
そのためにも、多くの切り札を持って前に進んでいきます。