3姉妹の子育てをしているさよてぃーぬ(@sayomamas)です。
児童虐待の疑いで通報されました。
通報されたきっかけはSNS(Twitter)。
近所の人にとか、そんなのじゃなく、SNSで見ず知らずの人に通報されたのです。
わたしが投稿した動画が拡散されたことがキッカケで、虐待の疑いで通報された。
※2016年に4歳と1歳の子育て中に起きたできごとを記録しています。
児童虐待の疑いで通報された
児童虐待の疑いで通報されたきっかけは、Twitterに投稿した1つの動画。
どんな動画を投稿したの?
「1歳半の娘を、ベッドの上で宙返りの補助」をしている動画です。
旦那が子供と遊んでいる姿を、わたしがスマホで撮影しました。
『首の骨を折ったらどうする』『親のすることじゃない』『虐待行為』など、一瞬で拡散されてしまいました。
たった30分で30リツイート。引用RTも合わせると、もっとです。
児童虐待の疑いで通報されたアポなし訪問(約20分間)
Twitterで動画を削除して1週間が経った頃。市役所のかたが自宅に訪問に来られました。
50代くらいの男性と女性の職員さんが2人。19時頃に自宅にアポなし訪問。
動画を見たこと、通報を受けたこと、通報を受けたからには確認しなければならないということを、説明されました。
拡散された動画に写っていた娘(当時1歳半)を会わせると、職員さんは驚きました。
市役所員さんは生後10ヶ月くらいの、ハイハイをしている赤ちゃんだと思っていたそうです。
当時1歳半の娘は、薄毛でほとんど髪の毛がありませんでした。動画だと、とても幼く見えていたそうです。
娘の身体の発育は良く、1歳半で走り回る、トランポリンにも乗れることを伝えました。
20分程度で、あっけなく終わりました。それから2年経ちますが、一度も連絡はありません。
Twitterから個人特定されるまでの経緯
そもそもTwitterからどうやって個人が特定されてしまったのか?
動画がツイッターで拡散されたのは、たったの30分程度。
すぐに削除したはずの動画は、保存され転送されたのです。
住所や本名が特定されるような情報は、Twitterにもちろん書いていません。
私がTwitterに公開していた情報は3つ。
- 母子ともに顔出し
- 住んでいる市町村まで公開
- 個人ブログのリンク掲載
これだけの情報があれば個人を特定することはカンタン。
住んでいる市町村を公開していたので、通報者は送る市役所を簡単に特定。市役所員も、ブログ内容と子供の情報からすぐに私を特定。
虐待の疑いで通報された元となった問題点3つ
- 動画とリアルとのギャップ
- 見た目と年齢のギャップ
- 住んでいる市町村の公開
一定期間、発信することが怖くなり過去のツイートも一括削除しました。
SNSという顔の見えない世界、わたしと同じように怖い思いをする人がいないように、問題点をまとめておきます。
動画とリアルのギャップ
- ベッドの上で行なっているのか?
- 安全確認がきちんと行われているのか?
動画だとこの辺が分かりにくいので、これも1つの原因だったと思います。
こちらはもちろん夫婦で安全確保を行なった上で遊んでいます。でも、本人たちにしかわからない事情。
子供が楽しんでいる姿を動画に撮って記録して投稿。全体公開って怖いので、SNSとの付き合い方は真剣に考えた方がいいです。
投稿する内容には責任を持つことについて考えさせられました。
見た目と年齢のギャップ
1歳半の娘が、10ヶ月くらいの赤ちゃんだと思われていたこと。市役所職員の方がそう感じ取っていたのならば、動画を見た人達も、幼い赤ちゃんだと思っていたのかもしれません。
住んでいる市町村で個人特定
発信は全て自己責任。子供や配偶者について発信する場合は、特に気をつけなければならない。