3姉妹子育て中のさよてぃーぬ(@sayomamas)です。
我が子が4歳になるまで、ほとんど読み聞かせを行ってきませんでした。
なぜなら、子供が絵本に全く興味がなかったからです。
- 落ち着きがない
- 絵本を破ってしまう
- 全然聞いてくれない
- 途中でどこかへ行ってしまう
このことから、子供に絵本の読み聞かせをすることに挫折していました。我が子は、絵本の読み聞かせに限らず人の話を聞くことが苦手。
原因追求して向き合った結果、たった1ヶ月で絵本の読み聞かせをスムーズに行うことができるようになりました。小学生になった今では、自ら絵本を読んでくれています。
そしていま現在、1日に3冊(年間1,000冊以上)の絵本の読み聞かせを継続中!
- 絵本に興味がない子供が、自ら絵本を読むようになった秘訣
- 絵本の読み聞かせを継続するためのポイント
絵本のタイトル | おすすめ度 |
ぜったいに おしちゃダメ? | |
あかちゃん | |
デイビッドがっこうへいく | |
でんしゃはうたう |
子供が絵本に興味がない2つの理由
4歳の子供は、なぜ絵本に興味がないの?
子供の絵本の読み聞かせがうまくいかない理由はたったひとつ。
絵本よりも他のことに興味津々!
絵本を読むことよりも、他のことをしている方が楽しい!
単純に「絵本に興味がない」ということなんです。子供が絵本に興味がないということを、自分(親)に置き換えて考えてみましょう。
たとえば、全く興味のないゲームや映画をいきなり友達に押し付けられたらどんな気持ちになりますか?
全然知らないものを押し付けられても、やってみたい!という気持ちにはなりにくいと思います。
子供も同じ。
子供は「絵本を読むこと」が楽しいということを、まだ知らないだけ。
絵本を読むより他のことがしたい
絵本の楽しさを知らない子供は、絵本なんて眼中にありません。
絵本を読むよりもアイパッドを見たり、公園で遊んでいる方が楽しいのです。このように絵本に興味がない子供は、どうすれば絵本に興味をもってくれるのか?考える必要があります。では、どのようにすればいいのか?
簡単です。
親であるわたしたちが、絵本の楽しさを教えてあげること。
具体的に、どうやって絵本の楽しさを伝えていけばいいのか、ご説明していきますね。
子供に絵本の楽しさを教える方法
子供にどうやって絵本の楽しさを伝えればいいのか?
何が楽しくて、どこが面白いのかを具体的に伝えよう
自分に置き換えて考えてみてください。
家族や仲のいい友達が、楽しそうにゲームをしたり、映画の話をしている姿を見たらどうでしょう?
一方的に押し付けてこられるよりも、何がたのしいのか?どこが面白いのか?具体的に伝わると、興味が湧きやすくなりますよね。
子供も同じです。
わたしたちは遺伝子の影響を受けるのと同じように、家族や友達、日常生活でよく関わる人たちから影響を受けています。
なんとなく友達の真似をしたり、友達が始めたことを一緒になって始めたり、考え方や価値観も自然と似通ってきます。
よく、恋人や友達の影響で趣味がうつるなんていう話もききますが、それに似ています。
絵本の読み聞かせも同じ!
ママが絵本を好きになること
子供の目の前で楽しそうに絵本を読む姿見せてあげることで、子供も絵本に興味を持つようになるのです。
親の気持ちは子供にも伝わります。
楽しくないものをヤレ!と押し付けられても、当たり前ですが興味なんてもてません。
ママ本人が絵本好き。楽しくて仕方ない。という気持ちで読んでいると、自然と子供も絵本を好きになるのです。
親であるわたしが絵本に興味がないのに、子供に読め!だなんて、よく考えると当たり前のことでした。(苦笑)
次に絵本に興味がない子供に、絵本の読み聞かせを継続するコツについてご説明しますね。
子供が絵本に興味がない!読み聞かせを継続するための4つのポイント
- 対象年齢は無視してOK
- 子供の手が届く場所に絵本を置く
- 絵本を読む時間を決める
- 絵本の読み聞かせの素晴らしさを深く理解する
ひとつずつ説明していきますね。
①対象年齢は無視してOK!
絵本には対象年齢がかかれてあります。
- 絵本に興味のない子
- 絵本に読み慣れていない子
は、まず絵本に慣れましょう!親にとっても読み聞かせが苦痛にならない長さの絵本を選ぶことがポイント!
例えば、対象年齢4歳くらいの絵本だと文量も結構あり、脱走してしまう子供には長すぎます。文字が少ない絵本から読む習慣をつけていきましょう。
②子供の手が届く場所に絵本を置く
わたしには3歳差と2歳差で、3人の子供がいます。下の子が絵本を破らないように、子供の手の届かない場所に絵本を置いていました。
これが、子供が絵本に興味がない理由のひとつに繋がっていたのです。
- 絵本が手に届かない
- 絵本が見えない場所にある
これだと、絵本に対する興味を逃してしまう可能性があります。
子供の手の届く場所に絵本を置くなら、コンパクトなラックがおすすめ!
③絵本を読む時間を決める
絵本を読むという習慣をつけるために、1日のスケジュールに組み込むことが大事。
- 朝起きた時
- お風呂上がり
寝る前の読み聞かせや、寝かしつけの読み聞かせは、推奨されていません。
絵本の読み聞かせの目的が「寝かしつけ」なのであればOKですが、目的が
- 親子のコミュニケーション
- 教育
なのであれば、最後まで聞かせてあげることが必要です。
寝かしつけを目的とした絵本の読み聞かせは「絵本を読む」ということを習慣化させにくいのです。
④絵本の読み聞かせの素晴らしさを深く理解する
実はこれが一番重要視されていました。
絵本の読み聞かせに挫折してしまう人のほとんどが「絵本の読み聞かせの素晴らしさを心の底から理解していない」のです。
読み聞かせの素晴らしさを深く理解すること。
心の底から読み聞かせの良さを信じること。
絵本の読み聞かせをするメリットについて理解し、「こんな子供に育ってほしい」
という明確な目標をもつことが、絵本の読み聞かせ継続のポイント!
絵本の読み聞かせをするメリットを深く理解しよう
絵本の読み聞かせを通して、どんな子供に育ってほしいのか?明確な目標があるほど親は継続させやすいです。
絵本の読み聞かせの大きなメリットは3つ!
- 感情表現が豊かになる
- 頭が良くなる
- 親子のコミュニケーションになる
詳しく説明していきますね。
①喜怒哀楽の感情が豊かになる
絵本を読むことで、子供は登場人物になりきります。登場人物の感じた喜び、楽しさ、満足感、ときには悲しみや悔しさや怒りなどを感じることができます。
日常生活では感じることのできない感情や言葉の表現を、豊かに育むことができる。
②頭のいい子を育つ
絵本は子供にとって知識の宝庫。特に、科学絵本やトレーニング絵本からは学ぶことも多く、昔話からは先人の知恵を学べます。
幼少期の読み聞かせ体験が、小中学校以降の学力向上につながるという研究もあります。
参考記事:絵本の読み聞かせをするメリット
③親子のコミュニケーションになる
絵本の読み聞かせは、膝の上で行うことがおすすめです。親子で同じことをすることは、コミュニケーションに繋がるので信頼関係構築に繋げることができます。
こんなときどうする?絵本の読み聞かせの対応方法
- 読み聞かせ最中に脱走してしまう
- 絵本を破ってしまう
- すぐにページをめくってしまう
- こんなときの対処法を説明しますね。
①脱走してしまう
子供が絵本の読み聞かせ中に集中力を切らしたり、脱走した場合は
- そのまま気にせず読み続けること
ママが中断せずに、1人で最後まで読み切ることが重要です。
続けていくうちに、脱走期間がだんだん短くなり、膝の上で最後まで聞けるようになりました。
②絵本を破ってしまう
月齢にもよりますが、絵本を破ってしまう子供には根気強く注意することが必要です。
- その都度注意する
- 届かない場所に置いておく
- 破れやすい(しかけ)絵本は買わない
③すぐにページをめくってしまう
すぐにページをめくりたがる子供には、はっきり伝えましょう。
「今はママが絵本読んでいるから、ページめくる時になったらお願いね。」
今はママが読んでいるということを伝えて、子供に理解してもらうことが必要です。
読み終わったら「めくってもいいよ」と伝え、コミュニケーションをとりながら読み聞かせを行っていきましょう。
自分では絵本に興味があると思いこんでいましたが、実際わたしは絵本に興味がありませんでした。
自分が絵本を好きになるために
- 自分が子供のころに読んだ絵本
- 絵が好きな絵本
- 面白そうな絵本
子供目線ではなく、自分好みで絵本を選ぶようにしました。
子供が絵本に興味がないなら目標を明確にしよう
目標を決める
- 人の話を聞ける子になってほしい
- 感情表現豊かに育ってほしい
- 絵本を通して「学ぶ」習慣を身につけてほしい
読む時間帯を決める
- 朝起きたとき
- お風呂上がり
時間帯を決めると自然と読み聞かせを習慣化させることができました。
絵本を読む習慣ができると、子供が自ら「絵本読んで!」と持ってきてくれるようになります。6歳になった今では1人で30分ほど集中して読めるようになりました。
1年間で1日3冊、年間1000冊の読み聞かせに成功したわたしが、おすすめしたい絵本はこちらです。
子供が絵本に興味がない!聞かない・脱走する子供におすすめ絵本
絵本のタイトル | おすすめ度 |
ぜったいに おしちゃダメ? | |
あかちゃん | |
デイビッドがっこうへいく | |
でんしゃはうたう |
ぜったいに おしちゃ ダメ?
この絵本は、ボタンのイラストが描かれてあり、
ぜったいに おしちゃダメ
ぜったいに おしちゃダメ
ぜったいに おしちゃダメ
と繰り返されている絵本です。
落ち着きのない娘も食いつきましたね。文字も少なく、読んでいるわたしも楽しいので絵本慣らしにもおすすめです。
好奇旺盛の子供にはドハマりすること間違いなしです。
あかちゃん
赤ちゃん用の絵本です。
すぐに飽きてしまう4歳の娘に、4歳向けの絵本はハードルが高すぎました。
文字の多い絵本は、最後まで読むのに母子ともに集中力が持たないので、赤ちゃん用の絵本から読むことで、「絵本っておもしろい!」そう思ってもらうことで、絵本を好きになってもらうことができました。
この絵本は、店頭で手にとって見てもらいたい絵本No1です。
デイビッド
「いけません!デイビッド!」
という繰り返し叱られる絵本です。こちらの絵本は、保育園の先生からおすすめしてもらった絵本です。
いたずら好き、お調子者のデイビッドが主人公なので、いたずら好き、お調子者の子にぴったりの絵本です。
どハマりした娘は調子づきますが、6歳になった今では、1人でもくもくとこの絵本を読んでくれます。
でんしゃはうたう
プシュー ゴロゴロー ポッ
電車の効果音の絵本です。
最初はどのようにして読めばいいかわからなかったけど、この動画を見ると、とても勉強になりました。
出先で絵本を読むことが、恥ずかしくてできなかったわたしが、絵本の読み聞かせに慣れたことで、病院の待合室で絵本を読むことができるようになりました!
時間をみつけては、絵本を読む!という習慣がついたのは、本当によかったと思っています。
読み聞かせの習慣ができて1番感じたメリットは、幼児知育効果を実感できたことです。